On Your Marks…~君と共に~








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「もう!なんであたしに言ってくれないのさっ!瞬の口からじゃなくて、あたしは澪の口から聞きたかったのにっ!」



放課後の教室。


今日は部活もなく、あたしと紗名は久しぶりに2人で帰ることにした。


瞬は、シマたちとどこか遊びに行くって言ってたし。



目の前の紗名が、口を尖がらせてあたしの席の前に座りそんなことを言ってくる。



「言おうと思ったけど、思ってるうちに今日という日が来てしまったわけ」



そういって、あたしは荷物を詰めながらあははと笑った。



「……ったく……。いずれ瞬と澪はくっつくだろうとは思ってたけどさ……。そんなこと思ってたのはあたしだけじゃなくて、瞬のファンの子たちも、もうそう察しててさ。

いやー……澪がいない間の女子たち言うことときたら……もう本当にやばかったんだから」



……あれ?


紗名いつの話してるの?


今日だって、女の子たちあたしに笑顔向けてくれたじゃん。