__ガラガラ……
自分のクラスのドアの前に来たとき、瞬は何のためらいもせずに扉を開けて立ち止まる。
瞬の姿を見た瞬間、廊下まで聞こえるくらいににぎやかだった教室が一瞬にして静まり返った。
……え……何この空気……。
とても入りずらい。
あたしは、瞬の背中に隠れるようにする。
「お前、なに隠れてんだよ」
瞬があたしのほうを振り向いてきて、その沈黙を破る。
え、だって。
なんか、皆あたしのこと見てくるし……。
確かに、数か月休んだから、珍しいと思うけどさ。
なんかね?
気まずい。
とても気まずい。
「ほら、入れよ」
そういって、瞬は無理やりあたしの背中を押して教室の中へ入れた。
あまりにも瞬が強く押すもんだから、勢いあまったあたしは中央の教卓のところまで押し出された。
ここ、めっちゃ注目集めるポイントなんですけどっ!!



