瞬が隣で少し笑ったのがわかった。 また、始められる。 ここが、あたしの新たな人生のスタートライン。 「行くか」 瞬の優しい声があたしの背中を押した。 __ねぇ、瞬知ってる?あたしは、あなたの追い風になるといったけど、実は瞬があたしの追い風だったんだよ。 今も、これからも……瞬はあたしの追い風です。 「うん……行こう」 あたしは一歩未来へと踏み出した。 確実に、前へ前へ。 前進してゆこう。 ゆっくりでいいから。 自分の足で地面を踏んで。