On Your Marks…~君と共に~



あたしは紗名の後を追う。


あたしたちを青空が優しく見ていてくれているような気がした。


見守ってくれているような気がした。














「えー、今日からこのクラスに新たな仲間が増える。……入ってきなさい」



クラス内が一気に騒がしくなる。


朝練が終わって、汗で少しあたしの髪は湿っている。


そんな中、行われる朝のHR。


担任の山ちゃんこと、山崎先生が教卓の前に立ち、教室の入り口の方に目をやった。


前の席にいる紗名があたしの方を向いてニヤッと笑ってくる。



あたしの心臓はドキドキしていた。


どんな子なんだろ。


そんな顔で入って来るんだろう。


どんな容姿なんだろう。