On Your Marks…~君と共に~




「ナイス、瞬っ」



隣でタケがクスクスと笑っている。



「先輩、目、覚めました?」



そうやって、シン先輩の顔を覗き込む。



「……ったく……。なんでこう、俺の周りには可愛げのない1年ばかりなんだ」



そういって、頭をさすりながら、ナオ先輩のいる、スタンドへと向かうシン先輩。


その後ろを、俺とタケは歩く。






太陽はもう、高く昇ってこようとしていて、空はきれいなくらいに……


透き通ってしまうんじゃないかってくらいに晴れていた。



そして……



__フワッ……



時折、気まぐれに風が吹く。





「澪、ちゃんと見てくれるといいな。」



そう、隣で微笑むのはタケ。