「ねぇ……澪。大丈夫?寝不足…だよね?」
電車の中で、紗名が心配そうにあたしの顔を覗き込んでくる。
この時間の電車は比較的すいている。
陸部は朝練があるために、皆より登校が早いからね。
だから、席も余裕で座れる。
もう、あたしは首がカックンっとなって、気を一瞬でも抜いたら今にも寝てしまいそうだった。
「……あ、ああ……。うん……まぁ、なんとか大丈夫……。」
そういってみるものの、その言葉に説得力はない。
「ああーもう、目がもう開いてないじゃんっ!ギリギリまで、寝てな。着いたら起こすから」
「ありがと……」
紗名の言葉に甘えてあたしは紗名の肩にもたれかかり一瞬であたしは眠りについた。



