On Your Marks…~君と共に~




__澪、お前のそのまっすぐさはきっと両親から来ているんだろうな。



お前のことを本当に考えて、嫌われ者になるのを覚悟に、お前のことを守ってくれる母親と。


自分の道をまっすぐと貫いて俺らにまで光を与えてくれる父親と。













俺は、お前の親父から受け取ったヒントを無駄にはしない。



「え?そうなの?行く行くっ!絶対に行くっ!」



そういって、満面の笑みではしゃぐ澪。


俺まで自然と笑顔になっていた。




「じゃ、お前来るの待ってるから、俺今日はここで帰るな。」




そういって、俺はすっと立ち上がり、病室を出ようとした。




__「頑張れっ!」




え?



俺はドアにかけていた手を止めて澪のほうを振り返った。