On Your Marks…~君と共に~




「そう!それだよ!あいつさ、めちゃくちゃ粘るんだよ。もうほんと、澪の前は知ってる奴が可哀想になるくらいに。

あいつの辞書にきっと”諦める”って文字はないんじゃないかって思うんだ。


きっと、そういうことを澪はお前に言ったんだろうな。」



シマが立ち止って、再び夜空を仰いだ。



俺もつられて立ち止まる。


そして、夜空を見上げようとしたその時___





「「……あ!」」




確かに夜空今一瞬の光がとおりすぎた。



小さくて……儚い…一瞬の輝き




「流れ星……」



先にその正体を口に出したのはシマだった。




「だな……」




ふっと少しだけ笑みがこぼれた。



シマの方を見るとやはり彼も笑っていた。