On Your Marks…~君と共に~




あいつも俺を支えてくれた。



あいつは俺よりも強くあろうとしてくれた。




__『澪を支えてあげられるのはお前しかいない。』



シマの言っていた言葉が蘇る。




俺が支える。







「……支えます。何があっても、俺が…俺らが…あいつを、澪を支えます。」



俺は、おじさんの目を見て、そう言い切った。



その瞬間、おじさんはにっこりと優しく笑ってくれた。




「頼もしいな。よし、俺もまだ澪には会っていないんだ。


……一緒に行くか。澪のところへ。


紗子、ほら泣くな泣くなーっ!お前も行くんだっ!」




そういって、おじさんはおばさんのところへ歩み寄って、ゆっくりとおばさんを立たせた。



おばさんは、涙で顔は濡れていたが確かに笑っていた。


そして、小さく、「ありがとう」とつぶやく。