On Your Marks…~君と共に~




「瞬、今度は、もしだ。

もし、澪の身に何かあったら、お前が澪の追い風になるんだ。


澪を支えてあげられるのはお前しかいない。




わかっているな?」






そういって、シマは俺の肩にポンと手を置いた。






なんだか、心が軽くなった気がした。




心の奥にあった重い鉛のようなものがなくなった気がした。









「…そうだな…そうだよな。」







俺は自然と笑みがこぼれていた。


1人だったら俺はきっと折れていた。







「押してやるよ。


俺が澪の背中を…」