「…っ…!澪、澪は…あ、おばさん!っと…瞬もいる!」 紗名を先頭に、陸部全員が病院にかけつけた。 「瞬っ!おま…」 シマが、驚いた顔で俺に近づいてきた。 長距離ランナーはもちろん、スプリンターの奴も、フィールドの奴らも皆いた。 皆駆けつけた。 皆、澪を心配して駆けつけた。 「澪は…澪は…?」 紗名がシマを押しのけて俺に迫ってきた。 既に、紗名の顔は涙で濡れていた。