気が付いたときには、手術室前にある椅子に俺は1人腰かけていた。 制服は、澪の血で汚れてしまったため、俺は病院からの患者用の服を着用していた。 何度手術室の扉を見ても、”手術中”という赤いランプがついているだけで、中で澪がどんな状態で、どんな処置を受けていつるのかはわからない。 …俺はまた…失ってしまうのか…? 俺はまた、大切な人を失ってしまうのか? 目の前が真っ暗になる。 一瞬光が閉ざされた気がした。 あいつには夢があるんだ。 あいつも1人のランナーなんだ。 選手なんだ…