こんなことにはならなかった… 「おねえ…ちゃん…」 澪の助けた子供が…澪と同じ名を持つ子供が、血だらけの澪のことを遠くから見ていた。 そこからの俺の記憶は曖昧だった。 トラックの運転手が、青い顔をして出てきて、救急車を呼んで… 俺はただただ、血まみれの澪を抱きしめて、声をかけ続けた。