占いを、信じてる!


「え〜、わたし今日外出しないって決めたんだけど…」


わたしは自分で言いつつ、今日のラッキースポットは図書館だということに気がついた。
(…あの占い矛盾あるし。)



「いいじゃ〜ん!図書館涼しいし行こうよ!!」
咲がしつこく言ってくる。

おまえが一番暑苦しいよ…と言おうとしたがやめた。


わたしは身支度を整え、咲と一緒に図書館へ向かった。
図書館へは電車で向かう。



最初に咲が切符を買い、そのあとわたしが切符を買っていると



「あ!あれ見て!!」



咲がどこかを指さしながら背中をバシバシ叩いてきた。


「ちょ、ちょっと咲!痛い!」

咲があまりにも叩くもんだから、切符を落としてしまった。



そして咲の指さす方向を見ると





そこには綺麗な女の人と歩く木村くんがいた…。