占いを、信じてる!



「おはよー、千夏!!」



リビングには何故か見たことのある顔が、うちに馴染んで座っていた。


「咲…なにしてんの?」


「夏休みの宿題やろっ!!」


「一人でやんなよ。てかいつからいたわけ?!」


「午前中から?」



咲の曖昧な返事は無視して、朝ごはん+お昼ごはんを食べた。



わたしが食べ終わったところを見計らって、咲がノートを持ってきて「じゃあやりますか!」と勝手に話を進めていたのでしょうがなく宿題をすることにした。



「ねえ〜千夏、図書館行かない?」

だって暑いんだも〜ん、と咲が駄々をこねている。