私、橋本柚希 この春から高校2年生
彼氏いない歴17年 今まで一度だって
できたことない…

(今年は絶対作るぞ)と心に決めて
いた私だった そんな私は背が男子
よりも高く性格は最悪。

(こんなんじゃ彼氏どころじゃない)とおもっている。

でも私は約一年間恋してるお方がいる。中学が同じで仲は良い方だ。

でも彼 蒼空 は私を恋愛感情で見ていない。喧嘩ばかりでイライラする。

つくづく(なんで私はこんな人を好きになったんだろう)とよく考えるが答えはでない。

そんなある日私は蒼空に告白された。

小さな紙に(好きです。別に他の人が好きならべつにいいよ。)と書いてあった。

んっ?日本語になってなくない?笑
(別に)何回言うんだよと笑っていた。
しかもこんな偶然あるわけない。どうせ嘘告とかそんなところだろうとそう思っていた。

だから私は蒼空に
「嘘はやめてよ。」
と言った。蒼空は、
「嘘じゃないよ。」と真面目な顔で言っていた。こんなヘラヘラした奴が真面目君になるなんてありえない。

ここで私は蒼空は本気だということに気づいた。

翌日

教室へ向かうとすでに蒼空は来ていた。ちなみに席は隣。。すごく行きづらかったが頑張って席に行って荷物をおいたとたん、蒼空に腕を引っ張られた。

「蒼空。痛いよ…渡してよ。」

蒼空はさらにつよく腕を引っ張りだした。そしてついたところは屋上。
屋上についたとたん腕を離された。

「いつになったら返事くれるの?」

蒼空は怒った顔で言った。でも私には蒼空にひっぱられたドキドキで頭が真っ白になっていた。

「んっ?なんの事…?」

とモノすごく高い声を出してしまった。
「告白のこと。」

あぁ思い出した。私は蒼空に告白されたんだ。私も同じ気持ち。答えはただ一つ。

「私も蒼空の事、好きだよぉ…?」
「なんで?がついてんだよ笑」
と言っていつもの蒼空に戻った。