のらりくらりと恋を知る






あの人の内面ってどんな感じなんだろう…。



そう考えるだけでどきどきと心臓が高鳴る。



「なんだか…色々唐突過ぎて…」




顔が火照ってついついにやけてしまいそうで、急いで正す。




「…よし、帰ろう」




顔の熱を抑えるように深く息を吸って、星が出始めた空をゆっくりと堪能して家まで帰った。