「愛情を放棄した、半額を狙った日々の食事――労りのない、ところ構わずの喫煙――ただ、感情の赴くままの無責任な労働――」
「お前達の全てが、半端、無計画、無慈悲、戯れ言の垂れ流しの人生――愚かな魂――――」
「くうぅ――――残虐、残虐だぁ――――」
「ふっ――娘達の事は心配しなくてもいいわ――お前達よりも価値があり、そして、需要がある――私は彼女達から実る果実を好きに味わい、飽きれば棄てる――――」
「お前達は目の前のカネで借金を返済し、偽りの人生を続けるがいい――だが覚えておきなさい、私が手をさしのべるのは今日が最後――今後も、また私にすがろうと考えているなら止める事ね――もう手首だけじゃ済まなくなるわ――覚えておくのね――――」
「――――」
「もう頃合いね――」
「死して、生きなさい――――」
「あぁ、それから――――お互いに秘密にしている、それぞれの愛人達によろしく――――」
満月が瞬間、狂おしく発光し、桃迦を絶望的に照らす――その瞳は、悦楽と、まさに残虐な潤いで満たされ、彩られていた――。
「ヒュッ――――」



