あたしの好きな人




そんなことを思いながら昇降口まで引きづられた。






「さっさと靴履け」


「誰様だよ」


「りょー様?」


「っ…………」






マジやめてほしい…。






急に目の前で笑わないでほしい。











不覚にもね、ドキってなる。いや、不覚にもだから!










「うわー…懲りねーなぁ」




靴を履いてたら反対側からものが落ちる音がした。




何かと思って振り返ると稜の靴入れから大量の手紙が落ちていた。






「女子から?」


「男子だったら怖いわ」


「……ふーん。意外とモテるんだね」






こんな金髪………じゃなかった、チャラ男がモテるんだ。





いやまぁ一応?このチャラ男、顔だけはいいし。



顔だけは、だけど。