あたしの好きな人




「波〜奈ちゃん!」





教室のドア付近から聞いたことのある声が聞こえた。






ふと目を向けるけど、その人の象徴となる





金髪が見えなかった。







「波ー奈!ここだけど」


「…………………………………………………誰」








あたしの視線の先には、無造作に整えられた黒髪の、






「「近藤くんっ♡」」







がいた。








「えええええぇぇぇぇっ!!!?」






うそだうそだうそだ!






あの金髪が、黒髪になってる!!?






「ほ、ほんとに稜なの?」


「顔見りゃわかんだろ」


「えっ、え?稜?え?」






ってかあなた。









周りの女子目がハートなんですけど。






よりモテるのかこの男。