「そ。今は目標しか見えねぇ。」

「目標達成したらまた遊ぶの?」

「だから、女遊びは卒業したって…
そんなに俺にチャラいキャラで
いて欲しいわけ?」

はぁ…とため息混じりに八重が言った。

「そうじゃなくて…
ううん。なんでもない。」

「変な奴。」

八重と紗南は
ウィンドウショッピングをしながら
残りの休日を満喫した。




お互いに、自分の恋心が
徐々に再燃しだしていることを
薄々感じながら…