一番近くて一番遠い

「これからNYに行く準備もある。
あっちでブランドの事も
やらなきゃいけない。
今すぐ結婚はできないけど
俺と婚約して欲しい。」

八重はそう言って紗南の指に
指輪をはめた。

「ピッタリ…」

紗南は指輪を見つめながら言った。

「俺は元takaさんのアシスタントだぞ。
お前の指輪のサイズくらい
簡単に調べられる。」

紗南はそう言われてクスッと笑う。

「でも、こっちが先ね。」

凛花がニコッと笑って
紗南と八重に封筒を渡した。
二人は封筒を受け取って
きょとんとする。

「俺ら、結婚すっから。
それ結婚式の招待状。」

信がそう言ってニッと笑った。

「マジかよ!?」

八重の驚きの表情は
すぐに笑顔に変わる。

「えー!本当 !?
おめでとう!!絶対行くから!!」

紗南も凛花の手を握って喜んだ。