一番近くて一番遠い

数日後
八重は久しぶりに信と凛花と
仕事終わりに飲みに来ていた。

「まじかよ!紗南ちゃんととうとう
付き合ったのかよ!!」


信が嬉しそうに言う。


「紗南、ちゃんと私の言ったとおりに
したんだ。」

凛花も嬉しそうだ。


「やぁちゃん!?
2人の仲を取り持ったのは
私なんだからね!?
ちゃんと感謝してよ。」

凛花は八重に笑顔でアピールした。

「わかってるよ。だから今日
こうやって飯誘ったんだろ!?」


「え!?
もしかしてやぁちゃんのおごり!?」


凛花の目がキラキラする。


「もちろん。」

八重がニコッと笑う。
その瞬間に信が凛花の目を塞ぐ。

「やめろよ!そんなキラースマイル
凛にすんな!!危険な男だぜ。
また惚れたら困るだろうが。」


凛花は信の手をはがしながら怒る。