映画館なんて滅多に来ない紗南。
すっかり様変わりした映画館に驚く。
2人が選んだのは
だいぶ公開から時間の経った
人の少ないラブストーリーの映画だ。
一番後ろの席を選んだ2人。
やはり人気の落ち着いてしまった
映画だけあり、人はまばらだ。
八重は席につくなり
紗南の手を握って長い足を組んだ。
大きな男らしいたくましい手。
紗南はそっと握り返す。
映画が始まっても
紗南は手の方にばかり意識が行き
なかなか内容に集中できない。
それもそのはず
八重は握った反対側の手で
握られた紗南の手の甲を
撫でてみたり
すっと指をなぞらせてみたり…
明らかにわざとと思える行動をする。
気になって仕方ない紗南は
暗闇の八重の方をちらっと見た。
スクリーンのほのかな明かりに
照らされた八重の綺麗な横顔。
思わず見とれていると
八重が視線に気づいて紗南を見た。
紗南の不満そうな視線の意味を
もちろん理解している八重。
弄ぶ手を今度は紗南の頭に伸ばし
そっと撫でる。
そして紗南を引き寄せて
優しいキスを落とした。
何度も…何度も…
すっかり様変わりした映画館に驚く。
2人が選んだのは
だいぶ公開から時間の経った
人の少ないラブストーリーの映画だ。
一番後ろの席を選んだ2人。
やはり人気の落ち着いてしまった
映画だけあり、人はまばらだ。
八重は席につくなり
紗南の手を握って長い足を組んだ。
大きな男らしいたくましい手。
紗南はそっと握り返す。
映画が始まっても
紗南は手の方にばかり意識が行き
なかなか内容に集中できない。
それもそのはず
八重は握った反対側の手で
握られた紗南の手の甲を
撫でてみたり
すっと指をなぞらせてみたり…
明らかにわざとと思える行動をする。
気になって仕方ない紗南は
暗闇の八重の方をちらっと見た。
スクリーンのほのかな明かりに
照らされた八重の綺麗な横顔。
思わず見とれていると
八重が視線に気づいて紗南を見た。
紗南の不満そうな視線の意味を
もちろん理解している八重。
弄ぶ手を今度は紗南の頭に伸ばし
そっと撫でる。
そして紗南を引き寄せて
優しいキスを落とした。
何度も…何度も…

