一番近くて一番遠い


「そうそう。やぁちゃんといえば
紗南に聞きたいことあって。」

「ん?なに?」

「紗南あれからどうなの?
八重に気持ち伝えたりした?」

紗南は軽く首を横に振った。

「やっぱり…
あのさ、紗南の所の出版社に
坂本って女がいるでしょ?
あの女、タチ悪いの知ってる?」

「…凛花も知ってるんだ…」

紗南が落ち込む。

「当然じゃん!
あの女いい噂ないもん。」

凛花にそう言われ
紗南がますます落ち込む。

「その事で凛花に相談したかったの…」

「え?どゆこと?」

凛花がキョトンとする。