【続】早瀬くん、好き。




「じゃあー、私と雄介はお先にー。

1時になったらみんなここに集合ねー」


といいながら愛花はスタスタ雄介くんとともに行ってしまった。



「それじゃ私たちも行くねー?
ほら、正樹行こ!」



「はいはいー」


いつの間に名前で呼ぶ仲になってたんだ。


これはこれで、お似合いかも。



そして残された4人。


いい加減に離れてよね、由梨ちゃんも。




「あのー、すみませんが
彼女さんほっといていいんですか…?」


私はケータイをいじっている由梨ちゃんの彼氏さんにたずねる。


「…あー。あのイケメンくんの彼女?」



ケータイをポケットにしまってそう言う彼氏さん。


イケメンくんって…。



「あ、はい。まぁ…。」



「へえー。

あ、俺の名前翔(かける)。
よろしくー」



「あ、私の名前は心春……って!

彼女ほっといていいんですか?」


呑気に自己紹介してる場合じゃないでしょ!!


「あー、由梨?
別に俺あいつに執着心とかないし?
だから何とも」



えっ?

付き合ってるんだよね?



「えーっと、好き同士だから付き合ってるんじゃ…?」



「いやー、全然?

俺あいつの顔と体にしか興味ねぇもん。
あっちもそうだろ?

現に俺よりイケメン見つけちゃってあんなだし?はは」



はは、じゃないよ…!!

何ですかその基準は。



「なんかものすごーく変わってますね」




「はは、そう?

てか心春たちもそうじゃないの?」




いきなり呼び捨てですかい。

私、この人苦手だ…。



「あのねー!
私と早瀬くんは…」




「何話してんの」



私の言葉を遮り早瀬くんが言う。