【続】早瀬くん、好き。



「それ勘違いだから。
あいつ、休憩時間だったから」



え?そうだったの⁉︎



「では‥どうして私をひきとめたのでしょうか⁇」



オレンジジュースを持ってきてくれたり、メイド服褒めてくれたり‥‥。



「そんくらい自分で察したら?
そんなんだからアホなんだよお前は」



ものすごく不機嫌な顔でそういう私の彼氏さま。



アホじゃないもんっ。



「‥‥それより、
それってやきもちってやつですかっ⁉︎」



早瀬くんが嫉妬かぁ。
んふふこの上ない幸せ。




「‥‥そんな期待満々の目でみんな。」




むーっ!!!



「じゃあ‥嫉妬じゃないってこと⁉︎⁈」



私の幸せ返してよね‼︎もう。



「逆ギレかよ‥。
まあ、そんな格好で他の男と話されてたらいい気がしないことは確かだな」



そんな格好‥‥⁇



あ、私メイド服なんだっけ。



「いやー、これは自分の当番中に抜け出してきてしまったもんで‥はは」



「あっそ。
丈短いし、なんだよその耳は」


耳って猫耳のこと⁇


「えへへ〜‥これ愛花のデザインなの。
‥どうかな‥?」



可愛いとか言われたいっ‼︎‼︎