…何もっ… …っ何も知らないくせに!! 噛みつきそうになる自分を押さえつけ 湧き上がる怒りの言葉を飲み込んだ 「 今年の1年は上手いよ。認めたくないけど、悔しいけど、それでも、この結果が答えだよ」 本当は吐き出してしまいたかった 自分の中の醜い感情と みすぼらしい嫉妬心を でも、やっぱり私のプライドが それを邪魔して許さない 「…あんた、何とも思わないの?」 頭に血がのぼる 熱くて熱くて沸騰しそうな程に キッと睨み付けた母の顔が ジワジワと歪んでいく 「思わないわけないじゃん」