そこに音がある限り first J.C.【大幅加筆、修正中(現在P91まで公開)】


「取り敢えず、初めの挨拶をしましょうか」


小田先生の言葉に沙耶先輩は頷いた


「部活始めます。お願いします」

「お願いします」


先輩たちにならって挨拶をした


「じゃあ、初めは色々部の説明とかしたいので、全員座りましょうか」


先生の言葉に私達は
部長、副部長を残して座った


「えーっと、私は今年度の部長の倖田沙耶です。見ての通り、頼りないですがよろしくお願いします。多分、この中にはダンス初心者の子とか沢山いると思うけど練習すればすぐ出来るようになるので一緒に頑張りましょう!」


沙耶先輩は頼れるのか
頼れないのかいまいち分からない

ヘラっと喋り出したかと思うと
たまに垣間見せる真剣さがある

それが妙に人を惹きつける