そこに音がある限り first J.C.【大幅加筆、修正中(現在P91まで公開)】


その後、暫く3人に絡まれてから
やっと解放された

つ、疲れた…

ま、でもこれで後は顧問に
入部届けを承認して貰えれば
入部手続き完了だ

私はそのまま職員室に直行した


「小田先生、いらっしゃいますか?」


中学と高校が同じ敷地内にある
この学校は職員室も中高同じだ

私の声に振り返ったのは
細身で小柄なおばあちゃん先生

あの人が顧問…?


「はい?どうしましたか?」


優しい口調なもののその陰には
元気でしっかりしたものを感じた


「あの、ダンス部に入部したいんですけど…」


私の言葉に顧問の顔が綻んだ