「おい!真白きいてんのか?」

「あ、ごめん…ちょっと考え事してて」


私は彼の方向いた。


色素の薄く、細い髪の毛

長く伸びるまつげ


そして彼を幼くみせる丸い瞳

彼も、(濱上開斗ーはまがみかいとー)

東野と一緒のハンドボール部だ

彼は知っている

私が東野を好きなこと



私が東野を諦められないほど





愛してしまったことを…