お母さんが真ちゃんに部屋の案内をしている間、あたしは自分の部屋にずっといた。 ベッドの上で耳をふさいで目を閉じて… 心の中を無にした。 いつもイラつかないあたしが…珍しくピリピリしていた。 あたしは落ちつくために外の空気を吸おうと家を出て、近くの公園に向かった。