鈴芽 ~幸せのカタチ~

理名ちゃんの家が近づいてきた。

家は奥さんにあげたと言っていた。

つまりずっと三人で暮らしていた家だ。

キレイな住宅街で、大きな家が並んでいた。

その中の一つの家をさし理名ちゃんが言った。

『あのつきあたりの左側が家です。』

遠目にも大きな可愛らしい家だった。

するとその家から誰かがでてきた。