時わたりatラブ(仮)











戦がはじまり3日。



戦はこう着状態になり、新撰組の主な主力は夜戦へ参加、夜通しの戦を強いられる事になった。


ただでさえ疲れてるはずなのに、高揚したように戦へ出るみんなの心理状態が、客観的に戦を見ている私にはわからなくなってきた。



だって、今日だけで何人の遺体を見たか。


戦に出てるときには自分の身に手一杯で分からなかったんだろうな。




私は、少しだけ精神的に参りそうになっていた。



手当てや遺体の保護、そういった仕事が日に日に多くなっていて、此処に残ってる事である意味死に接する機会が増えたからか…


ただただ疲れているだけか…。




ら「忘れろ!仕事!」





ぼーっとすると考えこんじゃうな…


こんなに考える暇はない!手を動かせ自分!

そう言い聞かせて



ら「具合はどうですか?」




と負傷兵の一人一人に声を掛けていった。







「ちょっと、らんさん!少し気張りすぎですよ!休んでください。」



声を掛けられてハッと顔をあげる。



ら「もう朝方…。」





みんなが夜通しで戦をしてると思うとなんだか休めなくて、気づいたら朝方になっていたみたい。





ら「ありがとう!でも大丈夫だから。みんなが帰ってきたら休ませてもらいます。」



「分かりました。じゃあ…」



救護隊の人と話していると、陣のほうが騒がしくなった。



「帰ってきたみたいですね!」


ら「やっとですか…案外長引きましたね。」



沖田さんたちは?特別隊のみんなは?

土方は?



ぐるぐると頭の中が不安要素でいっぱいになる。




「行きましょう!」


ら「はい!」