ら「おにぎり♪おにぎり♪おにぎり♪」

初の旅、楽しみすぎ!

多分、箱根とか富士山の近く通るんだよね。

現代でも、旅行したことないし。

沖「ご機嫌ですね、らんさん♪」

ら「沖田さん!」

沖「姉にはくれぐれも宜しく伝えてください。あと、土産をらんさんの部屋に置いときましたからそれも渡してください。」

ら「はーい!任せてください。」

沖「それにしても、らんさんよく土方さん守れましたね、岡田以蔵相手に。」

ら「そうですよね。私もびっくりですよ。人を守ろうとするとなんの思いもなくて。でも、岡田を捕縛できなかったのは私のせいなんで、隊士として反省してます。」

沖「良かったです。またボロボロ泣いてたらどうしようかと思って来たんですけど。」

ら「ええっ!わたし、ボロボロ泣いて‥‥あ!もしかして、土方の部屋覗き見しました!?」

沖「泣き声が聞こえただけですよー。」

ら「恥ずかし~!もう!」

沖「ははは。でも安心しました。もう吹っ切れましたね。」

ら「はい!わたし、隊士の時は俺なんでその辺はもう平気です。」

沖「俺、ですか。」

ら「これからは、男になったつもりで働きます。」

沖「そうですか‥って!用件を忘れてた。

わたしとすみれの祝言のことなんですけど、一ヶ月後になりました。
宜しくお願いします!」

ら「分かりました!

わたし、今日は巡察行けないので頑張ってください。」

沖「じゃあ、行ってきます!」