その時、わたしは頭が真っ白になって
とにかく叫んでいた。
ら「土方ぁぁっ!」
岡田「誰だ?」
すかさず空き地に飛びだし
倒れている浪士から刀を奪う。
岡田「ふん。おなごか。
なんのようだ。」
ちっ。
上から目線。
ら「新撰組、近藤らん。」
岡田「おなごがか‥‥‥。
面白いの。」
くくくっと喉をならす岡田にますます嫌悪感が増す。
浪士「えええぇいっ!」
喉を目指して突きをだしてくる。
それをさっと払い胴を狙う。
ら「やぁぁぁっ!」
無我夢中で‥‥‥‥。
私は人を斬った。
岡田「なかなかやるな、近藤らん。」
ら「あんたも、斬れるんだから‥‥‥!
土方殺したら絶対許さねぇっ! 」
ツゥと汗と涙が顔を濡らす。
岡田「威勢のいい譲さまだな。」
浪士「岡田さん!
そろそろ行きましょう!」
浪士「不味いですよ!」
岡田「ふっ!またな、譲さん!」
三人が駆けていったと同時に刀をおとし土方に駆けよる。
ら「大丈夫??
どこ、斬られた‥‥‥!?」
土「すま、ねぇな。
肩のほうだ‥‥‥‥っ!!」
ら「ねぇ、聞こえるっ?どこが変っ?」
土「気持ち悪ぃ。あと、落ち着け‥‥。」
ら「落ち着いてられるかっての!!
あと、しゃべるなっ!止血するから!」
土方の肩を止血し
担ぐ。
ら「屯所戻るよっ?
医者呼ぶからな!!熱中症にも負けんじゃねぇ。」
急がないと
急がないと‥‥‥。
凄い重いけど走って走って。
熱中症からか、怪我からか意識が朦朧としている。
ら「はぁ、はぁ。」

