手紙をもって壬生寺にいく。



行くっていってもあっという間なんだけど…。




考え事をしたい時、一人になりたい時とかは壬生寺に行くことが幕末に来てからの習慣だ。





「あ、新選組のお兄ちゃんや!!」


「なぁ一緒に鬼ごっこせぇへん?」





壬生寺に行けば、妹と同じぐらいの子供たちが遊んでいていつも鬼ごっこしよーとか誘ってくれる。



うーんお兄ちゃんじゃないんだけど。



まぁいいか。




ら「御免ね、今は無理だから沖田さんのところ行ったら遊んでくれる。」



「沖田さんどこいてるん?」



ら「さっきお団子屋さんの方に歩いていった。急いだら追いつくかもよ?」




そう言うとじゃあ行ってくる!って元気よく走っていく。

可愛い〜〜!!







ら「読むか…。」



なんて書いてあるんだろ?


今まで騙してました〜なんて書いてあったらダメージが…。



ふぅ




一息つくと


一気に静かになった壬生寺の境内の木の所で座って手紙を開いた。