「や、やめてくださいっ」 あたしと実礼は、少し豪華なイタリアン料理を楽しんだあと 実礼は、いいの!いいの!なんて店の雰囲気に流されてお酒なんて呑んで。 独りで帰らせるなんて危ないから、しょうがない。 タクシーが到着するのを一緒に待っていたんだ。 だけどそのときいきなり後ろから手首を強く掴まれた。 「俺らと一緒に楽しいことして遊ぼうよ〜。」