「あー、もう入学して1ヶ月もたつんだよ?イケメンが一人もいないじゃん!」
 私の親友のしおんが言った。

  「もう、そればっかじゃん!私に聞かないでよね!私だって出会いがなくて困ってんの」

 はあ・・・。私のクラスはオンナオンナオンナ!!!!!!全員女
  出会いなんてほとんどない。

  「私は、明日体育祭でとりあえず男友達を作るんだ!しおんもがんばりな!」

「愛華はかわいいじゃん、男友達っていうか告白されまくりでしょ」

まただ、、、、しおんのお世辞。かわいいとかありえないし

 「あーー、はいはい。ありがとね」 
   
こんな話をお昼を食べながら話していると

「赤団の人ーーーー」
  教室の入り口の方から声がした

「赤団よんでるよ。愛華」

「はーーーい。赤団です!!』

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「ちょっと愛華!いまのひとちょーイケメンだったね!」

「え、さっきの赤団の人ーーーって言ってた人?みてなかった」



   まさか、この人に恋に落ちるなんて想像もしてなかった。