6月9日 月曜日 くもり
入院3日目
昨夜は発熱なし。
なんとなく寝れた。
6時に採血して、9時半から点滴開始。
10時半くらいに心電図取りに行った。
お昼ごはんは嫌いなものだらけ。
食欲なくて食べてない割にはちっとも痩せない…
正面玄関に隣接するローソンで買ったポケチョコを食べる。バイト友達のかなえちゃんとLINEしながら…
うつぶせになってLINEしてたあたしの背後から
「よーっ…」
と、蚊が鳴くような声がしたから振り返った。
私服姿の暁桜(あきお)がたっていた。
「あれ?どーしたの?こんな時間に?」
時刻は13時半になろうとしている。
暁桜が昼間にあたしに会いに来るなんてめったにない。
「昼から、お祭りの抽選会あるんだ。場所の。その前に寄ったんだ」
暁桜笑顔。あたしビックリ。あ、でも考えてみたら昨夜のメール…で、あたしの様子が気になったのかもね…。いじけてたから。あたし。
暁桜はあたしの隣に座って、髪を優しく撫でたり、チュウを沢山してくれた。身体を心配してくれた。寂しいなぁって、何度も言ってくれた。
嬉しい。素直に嬉しい。暁桜が好き。
ほんの少しの時間を一緒に過ごして暁桜は仕事に向かった。1階の正面玄関まで見送って、遠ざかる暁桜の背中を追っていた。見えなくなるまで…
病室に戻りまた、孤独な時間。考えるのは暁桜のことばかり…あたし、重症だ。病気以上に。
夕食が終わると、ローソンに封筒を買いに行った。病室へ戻る途中の廊下の椅子に暁桜の姿。
仕事前に逢える大事な時間。嬉しくて駆け寄った。病室のベットに2人並んで腰掛ける。
暁桜のやさしいキス。ぎゅって抱きしめられて泣きたくなる。もっと一緒にいたくて…
カーテンを閉めきりあたしと暁桜二人だけの世界。流石にエッチはできない。寸前まで。
あっという間に暁桜の出勤時間。また、1階まで見送り、昼間と同じように暁桜の姿が街の中に消えていくまで追っていた…
暁桜…店が暇だったらしく、頻繁にメールくれた。たくさんの愛の言葉。ありがとう。
そして深夜0時半。客足悪く早々に閉店したとの連絡。顔出しに行った居酒屋も混んでたと。
そんなやりとりしてたら、また、逢いたくなって、逢いたい!ってワガママ言っちゃった。
ちょうど、1階のエントランスはガラス張り。ガラス越しに逢えるじゃん…なんて。本当に暁桜がきた。あたしに逢いたいってくる暁桜が可愛い。
ガラス越しに携帯でおしゃべり。韓国ドラマみたいなシチュエーションだね、なんて話しながら。はたまた、セカチュウだねなんて笑いながら…
ガラス越しの暁桜に触れたくて…ガラス越しに手を合わせてみるけど…ガラスの冷たさだけ。
だけど、暁桜は笑顔。「また、いい思い出できたね。なことの思い出」って、笑ってる。
照れくさかったね。だけど、すごく嬉しくて。少しでも逢える可能性があれば必ず暁桜はあたしにあいに来てくれる。
また、ほんの少しの時間を二人、照れなから過ごして、暁桜はまた夜の街に姿を消した。
暁桜に愛されてる実感がある。愛してるよ。暁桜。
しかし、街の病院でなおかつ、1階のエントランスホールがガラス張りなんて、すごくいい条件だった。ぢゃなきゃ、こんなこと出来ないもんね。
入院3日目
昨夜は発熱なし。
なんとなく寝れた。
6時に採血して、9時半から点滴開始。
10時半くらいに心電図取りに行った。
お昼ごはんは嫌いなものだらけ。
食欲なくて食べてない割にはちっとも痩せない…
正面玄関に隣接するローソンで買ったポケチョコを食べる。バイト友達のかなえちゃんとLINEしながら…
うつぶせになってLINEしてたあたしの背後から
「よーっ…」
と、蚊が鳴くような声がしたから振り返った。
私服姿の暁桜(あきお)がたっていた。
「あれ?どーしたの?こんな時間に?」
時刻は13時半になろうとしている。
暁桜が昼間にあたしに会いに来るなんてめったにない。
「昼から、お祭りの抽選会あるんだ。場所の。その前に寄ったんだ」
暁桜笑顔。あたしビックリ。あ、でも考えてみたら昨夜のメール…で、あたしの様子が気になったのかもね…。いじけてたから。あたし。
暁桜はあたしの隣に座って、髪を優しく撫でたり、チュウを沢山してくれた。身体を心配してくれた。寂しいなぁって、何度も言ってくれた。
嬉しい。素直に嬉しい。暁桜が好き。
ほんの少しの時間を一緒に過ごして暁桜は仕事に向かった。1階の正面玄関まで見送って、遠ざかる暁桜の背中を追っていた。見えなくなるまで…
病室に戻りまた、孤独な時間。考えるのは暁桜のことばかり…あたし、重症だ。病気以上に。
夕食が終わると、ローソンに封筒を買いに行った。病室へ戻る途中の廊下の椅子に暁桜の姿。
仕事前に逢える大事な時間。嬉しくて駆け寄った。病室のベットに2人並んで腰掛ける。
暁桜のやさしいキス。ぎゅって抱きしめられて泣きたくなる。もっと一緒にいたくて…
カーテンを閉めきりあたしと暁桜二人だけの世界。流石にエッチはできない。寸前まで。
あっという間に暁桜の出勤時間。また、1階まで見送り、昼間と同じように暁桜の姿が街の中に消えていくまで追っていた…
暁桜…店が暇だったらしく、頻繁にメールくれた。たくさんの愛の言葉。ありがとう。
そして深夜0時半。客足悪く早々に閉店したとの連絡。顔出しに行った居酒屋も混んでたと。
そんなやりとりしてたら、また、逢いたくなって、逢いたい!ってワガママ言っちゃった。
ちょうど、1階のエントランスはガラス張り。ガラス越しに逢えるじゃん…なんて。本当に暁桜がきた。あたしに逢いたいってくる暁桜が可愛い。
ガラス越しに携帯でおしゃべり。韓国ドラマみたいなシチュエーションだね、なんて話しながら。はたまた、セカチュウだねなんて笑いながら…
ガラス越しの暁桜に触れたくて…ガラス越しに手を合わせてみるけど…ガラスの冷たさだけ。
だけど、暁桜は笑顔。「また、いい思い出できたね。なことの思い出」って、笑ってる。
照れくさかったね。だけど、すごく嬉しくて。少しでも逢える可能性があれば必ず暁桜はあたしにあいに来てくれる。
また、ほんの少しの時間を二人、照れなから過ごして、暁桜はまた夜の街に姿を消した。
暁桜に愛されてる実感がある。愛してるよ。暁桜。
しかし、街の病院でなおかつ、1階のエントランスホールがガラス張りなんて、すごくいい条件だった。ぢゃなきゃ、こんなこと出来ないもんね。

