6月8日 日曜日 くもり
入院2日目。
昨夜は39度超えの発熱再到来。
坐薬自分で挿肛して解熱。
多量に汗かいて、汗臭い自分。
午前中にシャワー浴びた。
同級生と焼き肉約束してたのに、行けなかったなぁ。
暁桜は今日は逢いに来ない。
だって、日曜日だから。家族と一緒だから。
切ない。寂しい。なんであたしこんなんでも
一番にしてくれないのかな…
昼を過ぎて、昨夜満足に寝れなかったせいか、眠気が襲ってきた。
ベットに横になりウトウトする。
ブーブー… 枕元で携帯のバイブ音。
暁桜からの電話だ。
「もしもーし」
「どうだい?熱出てないか?」
暁桜の優しい声。だけど、電話越しから子供の声がきこえてくる。賑やかな様子。
「プール?」
「ははは。そうだよ。」
日曜日の暁桜は、1年生の息子とプールに通うのがお約束。
「なこ、もう、お腹痛くないか?」
「うん、大丈夫だよ」
「そっか。うん。よかったな。」
「うん…」
「ぢゃ、また、夜連絡するよ」
「うん。わかったよ」
そんな、たわいもない会話だけ。
暁桜が家庭大事にしてることわかってる。
壊す気ないこともわかってる。
だけど、やっぱりヤキモチも嫉妬もしちゃうよ。
暁桜を独り占めしたいよ。
そして、この日の深夜に暁桜からメールがとどいた。
あたしの身体を気遣う内容。
必要な物ないか?って…
少し不貞腐れてるあたしは、暁桜のメールに至って素っ気ない返事。
最後は『愛してるよ。』で締めくくり。
少し、そっけなくしすぎちゃったかな?
でも、いいや。
日曜日逢えないって、暁桜が勝手に決めたこと。
どーして逢えないのか、あたし聞いてないもん。
あたしが聞かないからって、理解してるなんて思わないで欲しい。
理解してるフリ…
自分に言い聞かせてるだけ…
だから、暁桜の口からハッキリ言ってよ。
家族が大事。家族を大事にしたいから…
日曜日は家族と過ごしたいから…
家庭は壊す気ないから、嫁に勘付かれたくない
って、ちゃんと言ってよ…
ぢゃなきゃ…納得してあげないんだよ。
あたし、そんなに物分りのいい女じゃない…
入院2日目。
昨夜は39度超えの発熱再到来。
坐薬自分で挿肛して解熱。
多量に汗かいて、汗臭い自分。
午前中にシャワー浴びた。
同級生と焼き肉約束してたのに、行けなかったなぁ。
暁桜は今日は逢いに来ない。
だって、日曜日だから。家族と一緒だから。
切ない。寂しい。なんであたしこんなんでも
一番にしてくれないのかな…
昼を過ぎて、昨夜満足に寝れなかったせいか、眠気が襲ってきた。
ベットに横になりウトウトする。
ブーブー… 枕元で携帯のバイブ音。
暁桜からの電話だ。
「もしもーし」
「どうだい?熱出てないか?」
暁桜の優しい声。だけど、電話越しから子供の声がきこえてくる。賑やかな様子。
「プール?」
「ははは。そうだよ。」
日曜日の暁桜は、1年生の息子とプールに通うのがお約束。
「なこ、もう、お腹痛くないか?」
「うん、大丈夫だよ」
「そっか。うん。よかったな。」
「うん…」
「ぢゃ、また、夜連絡するよ」
「うん。わかったよ」
そんな、たわいもない会話だけ。
暁桜が家庭大事にしてることわかってる。
壊す気ないこともわかってる。
だけど、やっぱりヤキモチも嫉妬もしちゃうよ。
暁桜を独り占めしたいよ。
そして、この日の深夜に暁桜からメールがとどいた。
あたしの身体を気遣う内容。
必要な物ないか?って…
少し不貞腐れてるあたしは、暁桜のメールに至って素っ気ない返事。
最後は『愛してるよ。』で締めくくり。
少し、そっけなくしすぎちゃったかな?
でも、いいや。
日曜日逢えないって、暁桜が勝手に決めたこと。
どーして逢えないのか、あたし聞いてないもん。
あたしが聞かないからって、理解してるなんて思わないで欲しい。
理解してるフリ…
自分に言い聞かせてるだけ…
だから、暁桜の口からハッキリ言ってよ。
家族が大事。家族を大事にしたいから…
日曜日は家族と過ごしたいから…
家庭は壊す気ないから、嫁に勘付かれたくない
って、ちゃんと言ってよ…
ぢゃなきゃ…納得してあげないんだよ。
あたし、そんなに物分りのいい女じゃない…

