「・・・う・・・起きて・・・将?日本につくわよ。」 知らない間にねむってしまったらしい。 うすく目を開けると、パソコンを開いて仕事をしていたらしいレイと目が合った。 もう、仕事モードだ…。 そんなちょっと不満な気持が、顔に出たのか。 レイがクスクス笑いながら、ちゅ、とキスをした。 それだけで、テンションが上がる。 「…機嫌直った?」 その通りだけど、思うツボなのが悔しくて口を尖らせた。 「で、俺たちの新婚旅行はどうなるんだ?」