「おい、祐司。お前まだパソコン使えねーのか よ?」 「…機械は苦手で」 「ま、いーけど。16時までには終わらせろよ、依頼人来るから」 「ちょっと一服してくるわ」と言い残し、護は喫煙室に向かった。 祐司は少し恨めしそうに護の後ろ姿を見送る。 だが、前方から圭吾の視線が突き刺さった。 メガネの奥の瞳が怖い…。