そんな様子をバックミラーで伺いながら、護が口を開いた。 「お前は運がいいよなぁ、初仕事がこんな可愛い女の子で」 「…先輩の初仕事は誰だったんですか?」 「金持ちのおっさんだよ、フェラーリ3台持ってた」 「…へぇ」 「民間ボディーガードと言っても、金持ちばかりだな」 「まぁ…よっぽどのことがない限り、命狙われるなんてそうそうないですからね、一般人は」 「なんか矛盾してるよな~…危険から救いたいからボディーガードしてるのに、危険がないと俺たちの仕事は成り立たない…」 「そうですね…」