無事に買い物を済ませ3人は車に乗り込んだ。 「けっこういっぱい買いましたね」 つぐみの膝の上にはコンビニの袋が2袋ある。 「あ…お世話になるし、お2人の夜食にどうかなって…」 少し恥ずかしそうにつぐみは言う。 「え! 俺たちの分ですか!? 東さん優しいですね♪」 運転をしながら、護が上機嫌で言う。 「俺たちのことは気にしないでくださいね。 お気遣いありがとうございます」 祐司はつぐみに微笑んだ。