うわっ、鼻低い。


私に似たな、これは。


目が旦那に似てるし、うわーうわー、予想と違うんですけど。


「可愛いですよー」
「ですねぇー」


普通、新生児はおサルさんみたいと言われますが、我が子はそんなにサル状ではないなと思いました。


まあ、親バカコメントはさて置き、昼間から待たされた旦那が呼ばれ、一瞬だけ抱っこ。


これもここの方針


『生後1ヶ月間は、母親以外の血縁者は触るべからず』


にのっとり、両手の平をグーにして、差し出した旦那の腕に乗せるという儀式が行われ、終了。


そして、そのまま分娩室を追い出される旦那。


立ち会いは望まなかったけれど、何ともわびしい話です。


「2720gです」
「お母さん、触らないで! 」


えー、オサワリ禁止ですか?


談志、言ってたよなー、お乳を探すまでは触るなって。


モゾモゾして探してるよ、こいつ。


あ、くわえた。


「これっ! 」
「は? 」


無事、お産を終えた私に談志のお叱りが飛びます。