ゲーム=バカ養成ギプス

ですから!


「何がゲームじゃゴラァ! 」


「欲しがってんだから仕方ないだろ! 」


「Tがまっしぐらにバカの道へ突き進んだ挙げ句、近所の公園で夜中にロケット花火を打つような輩に育ってもいいって言うのかお前はっ! 」


「どうせそうなったらお前が竹刀を振り回して暴れるくせに……」


という夫婦の和やかな語らいが行われた後、当日、仕事で疲れ果てて帰宅した三上の隙をついてウチの腐れサンタがTの枕元へプレゼントを置きに行ったわけです


で、翌日


サンタさんからのプレゼントに喜ぶTに対しうんざり顔の母ちゃん


なぜかニヤついている旦那


「お前、何を企んでいる? 」


「いやあ、プレゼントがゲームで良かったなーって」


その瞬間、名探偵ミカミの名推理が炸裂!


「あなたが考えている事はお見通しよっ! 」


「な、俺はただ……」


「サンタが何故Tにゲームをプレゼントしたか、それはあなたがネトゲをしたいからねっ! 」


「ぐ、ぐぬぬ」


最近、Tがネトゲにはまっているせいで旦那はあんまりプレイが出来ないのです


よってTに新しいゲームソフトを与えればネトゲし放題!


とか思ってたんでしょうね、このサンタは