してないという方、多いのでは?


三上、いわゆる対面販売形式の店を実家が営んでいる事もあり、様々なお客様と接します


で、最近気付いたのが対面販売を苦手とするお客様が増えつつある事


特に日本でスーパーマーケットという商いの形式が成立したあたりからの年代がそういう傾向が強いんですね


要は無言で買い物カゴに品物を入れ、無言でレジを通過する事に慣れちゃった人が増えてるんです

では何故それが子供のコミュニケーション能力、ひいては安全に影響を及ぼすのかと言うと、Tとその友達の行動を観察しているとよく分かります


一家5人の比較的大家族に生まれたTはよく地元の商店街にある肉屋さんや家の向かい側にある魚屋さんで、おばあちゃんや私と一緒に小さい頃から買い物をしています


よって人とのコミュニケーション能力が高く、知らない年上の小学生とすぐ親しくなれるし、お使いに行かせても難なくミッションを成功させる


対して、親子三人という核家族に生まれ、スーパーしか近所に無く、お買い物もそこでしかしないお子様の場合


人と話すのが苦手だし、なにより自分をアピールするのが苦手になりがち


そらまあ、知らない人から話しかけられたら警戒しますわな、このご時世


ただね、社会に出た時困るんですよ、そういうの


欧米のように授業へコミュニケーション能力を高めるプログラムが組み込まれていないし、世帯の家族数が減ってる上に近所付き合いすら無くなりつつある今の世の中、お買い物の仕方一つで結構差が出るんです


先日見ていたお使い番組でもそう、離島で地域にスーパーが無く、地元の店しか無い環境の中、まだオムツも取れてない子がお使いを成功させていました


あれは近所付き合いが密接で、大人達の見守りが行き届いているから