でも子供達は落ち着いていて、皆、大人しく紙芝居を読んでいました

その姿に安心したけれど、お迎えに来られない親御さんを思うと何とも言えず家へ引き返し、とりあえず同じクラスのママさん達に卒対代表として安否確認メール

皆さんのご無事を確認

こんな風にバタバタと過ごし、TVを見てみれば被害の凄まじさに言葉を失い、同時に発生した原発の被害に震え、眠れないまま迎えた翌日、お店は臨時休業

丸1日、余震に怯えて日曜日には出勤し、猛烈な忙しさの中でも家に残る家族を心配しながら仕事を終えて帰宅

そして翌週の月曜日、同じ卒対のママと相談の上、予定していた謝恩会を中止

色々準備していたけれどこんな状況の中、開催は無理と判断して

しかし心配は続きます

その週の水曜日、予定に入っている卒園式の心配

出来るのか、出来ないのか……

日に日に悪化していると報道される原発の状況、そして東北・関東や東海での地震

嫌な予感で卒園式どころじゃない、そう思っていたけれど卒園式は開催され、Tは胸を張って卒園証書を受け取りました

涙が出ました、正直

一番最初に生んだ子供が6年間の締めくくりを迎えて

でも別の不安や心配もあって

感動と不安の入り混じった涙が出て来ました、本当に。