その後の助産師さんとのお話。


「先生一秒で終了しましたけど」
「大丈夫、いつもああだから」


流されました、サクっと。


「問題ないって事よ、問題があったら、それはそれは細かいわよ」
「便りが無いのは元気な証拠ってヤツですか? 」
「そういう事」


実にフランクな病院だ、ますます気に入った。


この時点で、出産したら仕事を辞めようと目論んでいたのですが、男性上司に呼び出されまして。


「上弓さん、辞めないで産休にしてくれない? 」
「はぁ? 」
「人手足りないし、抜けられると困るんだよぉー」


泣きつかれ、強引に産休扱い。


まあいいや、アテにされてるんだから仕方ない。


そんな話もあり、いよいよ職場の皆さんへの告知。


「えー上弓さんが、この5月より産休に入られます」
「えー!? 妊娠してたの!? 」
「マジですかー? 」


すみません、お腹が目立たなくて。


元々大きいですから、目立たなかったんですよ。